中国語教材@比較

習得目的に合った教材選び

学習目的を明確にしよう。

六和塔

あなたは、何らかの目的があって中国語を学習しようと考えているはずです。たとえば、中国のインターネットを読みたい、あるいは、中国旅行の際の旅行会話をマスターしたいなどです。学習目的が明確でないと、比較して教材を選ぶ際も、どの教材を選べばよいかで目移りしてしまいます。仮に中国語旅行での会話を覚えたいなら、短期間に基本会話を習得できる様な学習教材を比較して選ぶべきです。

勉強で躓きやすいのは

三潭印月

中国語で最も難しいのは発音です。なぜ難しいかと言えば、声の抑揚による四声と呼ばれる独特の発音があるからです。この四声の聞きとりは難しいですが、発音はさらに習得が難しくなります。四声を例えると、日本語の「箸」と「橋」の音の違いの様なものです。なので、中国語会話をマスターしたいと思われている大抵の方は、この四声で躓きます。この四声をマスターするためにはネイティブの音声と自分の発音を比較し、根気よく練習を繰り返すしかありません。中国語を習得したい方は、四声の習得にポイントを置いている学習教材を比較して購入するべきです。

教材の種類

中国語教材は、様々は語学学習関連の会社が販売を行っています。
これを大雑把に分類すると
1.初心者レベルの内容を3ヶ月ほど掛けてじっくりと学習する教材
この教材は、初めて中国を学ぼうとする人にお勧めの教材です。インプットのためのリスニングとリーディング、そして、アウトプットのためのスピーキングとライティングを学習カリキュラムに沿って満遍なく学習できます。多くの教材が販売されていますので比較して自分にあったものを選びましょう。
2.旅行会話や簡単な日常会話を習得するための中国語教材
主に決まり文句のフレーズを丸暗記する学習方法です。1週間程度の学習スケジュールとなっており、短期習得を目指します。決まり切ったことしか話せないので、突然の中国出張など、緊急で短期間学習しか出来ない時に利用すべき教材です。こちらも数ある教材から比較して自分にあったものを使いましょう。
3.リーディングのみの学習教材
今はやりの、聞くだけでマスターできるという謳い文句の中国語教材です。初心者がこの教材で学習しても、中国語会話は単なるノイズにしか聞こえません。ある適度基本ができて、簡単な聞き取りができるぐらいのレベルでない限りは使うべき教材ではありません。
中級レベルの人が四声の聞きとり訓練に使うと良い教材です。リーディングの教材は多くの種類がありますので比較して買いましょう。

カテゴリ:中国語